好きな色調について

赤 黒 オフホワイト

自分には好きな色の組み合わせがある。それはズバリ赤と黒、ベージュよりのオフホワイトだ。この3色はこのところよく使う色である。というよりむしろ自分の中ではこの3色以外使いたくないとすら思っている。

個人的に作風・雰囲気・ムード・色気など独特の空気感を演出するのにおそらく一番重要なのは色調であり、その色調は色の組み合わせで決まると思っている。絵を描いてきてこの色調の重要性に気付いた結果、自分の中で大事な色が自ずと決まったのだと思う。

オフホワイトバック(左)とホワイトバック(右)で、全体の印象はだいぶ変わる

全体の色調とか空気感を左右させるので背景色はとても大事だ。自分の場合オフホワイトを背景色に使い、その場の空気感を落ち着かせる演出をよくする。巷にあるビジュアルで一番よく目にする背景色は白(純白)だと思うが、主張が強すぎるので空気感やムードを作りたい場合、純白を背景色に使うのはよくないだろう。(自分は長い間これにあまり意識しなかった)

背景に対して前景では主に赤と黒を使う。赤は茜(あかね)色に近い少し明度を落とした赤が良い。この茜色がまた黒とオフホワイトと合うのだ。黒は混じりけのない真っ黒が良い。この2色は画面にメリハリを与えて、落ち着いた雰囲気もありながら力強さもあるという、絶妙な空気感を与えてくれるのだ。

その場の空気感や空間感は絵の演出でとても大事なので、こういった色の置き方への配慮というのはとても繊細にしなければいけない。自分はまだ技術的には未熟なので、今以上に意識しないといけない。色の意識さえ持っていればほかの色の扱いも上手くなるだろうし、より多様な演出ができるのだと思う。

コメント