[Spine]学生スカートをなびかせる(失敗)

効率よく作ろうとしたら撃沈

急にSpineで女子高生がよく履くスカートの動きを作りたくなったのでメモ。学生スカートは複雑な構造をしているため、Spineで動きを作るのは簡単ではないだろう。てか簡単ではなかった。

学生スカートはプリーツスカートと言うらしい。参考サイトのように長方形の布に折れ目を入れて織り込んで一回りさせている。ようは蛇腹状(じゃばら状)なのだ。ポイントとしては織り込まれた面は裏の状態でスカートを広げないと見えないところだ。スカートを広げたら裏だった面が反転して目に見える状態になる。スカートのゆらめきというのはこの裏面の反転の動きが重要だ。

Spineでこのようなスカートを作ろうとした場合、一番手っ取り早いのは面を個別にレイヤー分けしてSpineで合体させて裏面を反転させることだろうと考えた。が、一つ一つの面を個別レイヤーにするのではなく一つの画像としてSpineに持っていき、メッシュ割りで分割した方がいいのではないかと考えた。

下の画像は表面と裏面の2イメージをメッシュで分割して、各面にそれぞれボーンを配置して制御しようとしたもの。ただ結局表と裏の2イメージしかないので裏面が全部下にいってしまって蛇腹状(じゃばら状)にならないので失敗した。

他の案として全部一つのイメージにして、メッシュで分割して制御しようとしたのだが、一つのメッシュ内で一部を裏返そうとするとウェイトの表示順の関係で裏面のメッシュが一部表示されないという結果になった。ちなみに参考サイトのようにウェイトビューに登録されたボーンの順番はとても重要で、一番上が一番前に表示されるようになっている。ただこれは裏になった面に対しては有効ではないので、メッシュ内の一部を裏返すということは止めた方がいいだろう。

一つのイメージをメッシュで分割して蛇腹状の動きを付けるという作戦は長く時間かけたが上手くいかなかった。なので大人しく面ごとにイメージをパーツ分けしてSpineで合わせて作ってみた。

必要なイメージは表面と裏面の2つだけで、これをSpineで複製する。

複製してボーンを配置して並べてみた。この時点でだいぶ調整がめんどくさい+綺麗に見えない。うーん。

ボーンを調整して織り込ませる。

動かしてみる。まあ割とスカート感は出た。けどやはり調整がめんどくさすぎる。綺麗なウェーブを出そうとしたらメッシュの数も増やさないといけないし、スカートだけで相当なメッシュを打ちまくって処理を重くしてなんか意味があるのか疑問に思ってしまった。

結論

Spineであまりにも特殊・複雑なことはしない方がいいかも。それをやりたいなら3Dのトゥーンレンダリングとか勉強した方が効率がいい。Spineの擬似3Dはあくまで擬似なのである。

とはいえイラストにしろアニメーションにしろ物の構造を観察して理解して制作物に置き換える作業は大事だなぁと思った。

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